はりまぜ屏風

アクセスカウンタ

zoom RSS 興福寺 十大弟子・八部衆@仮講堂

<<   作成日時 : 2017/06/14 16:37   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

5月の奈良行、快慶展に続いて、お隣の興福寺仮講堂へ。ここでは、ちょうど十大弟子・八部衆・四天王が釈迦三尊像とともに安置されていました。奈良時代、創建当時の金堂の諸像の配置を再現したとか。

仮講堂は、薬師寺の旧仮金堂を移築したもので、ちょっと前までは、興福寺の仮金堂と呼ばれていました。現在、興福寺は金堂再建工事中。仮金堂は、仮講堂となりました。ちょっと、複雑。講堂ではなくて、仮とされたのは、まぁ、将来、講堂も再建したいなぁという、興福寺の願望が表明されているのでしょう。

仮講堂は、十大弟子・八部衆が、以前安置されていた国宝館より天井が高くて、空間が広々としています。何しろ、薬師寺の巨大な薬師三尊が安置されていたお堂ですから。天井の高い空間に諸尊が並んでいるのは、やはり、安定感と言うか安心感と、何より、自然な感じがします。もっとも、現在は、お堂の中には、釈迦如来を除くと、ほぼ等身大の諸尊が安置されているだけで、壁は白壁のまま、何の荘厳もされていないのですから、ちょっとお堂が大き過ぎて、ガランとした感じがしないでもありません。

それはともかく、十大弟子、八部衆です。これらの諸尊の中で、須菩提、沙羯羅竜王は、なんとも懐かしい。この二体は、長いこと東京国立博物館にあって、彫刻室の目玉、華?だったので、本当にお馴染みさんと言う感じがします。この二体が去った東博の彫刻室は、いろいろな意味で残念です。

沙羯羅竜王くん、あなたは、竜王ではありませんね、頭の上から、ちょこんと首をもたげているのは、どう見たって蛇でしょう?でも、あどけない、そして、真剣そのものの表情でお釈迦様を見上げる君を竜王としたセンス、私は好きです。

須菩提さん、無諍第一、一番穏やかで釈迦とよく話をしていたというあなたは、誰がどう見ても、須菩提という感じです。ちょっと開けた感じの口元が可愛い。

そして、そして、私一推しの五部浄くん、なんと、並びがサブセンターに!!まぁ、造形、知名度ともにピカ一の阿修羅さんには、敵いません。でも、 ご贔屓がサブセンターって嬉しいです。長らく、破損仏扱い?で八部衆の一番最後、片隅に置かれていると言う感じのだったのが、サブセンターにちゃんと安置されたのは、うん、本当によかった!それに、胸あたりまでしか無いので、目線が合う、つぶらな瞳がこちらを見つめ返す! 金堂完成の暁にもどうぞ、このままの位置で(^_-)

五部浄が素晴らしいのは、もちろん、思わず吸い込まれそうな澄んだ瞳が可愛いだけではありません。象の皮を被るという難しい形を、ごく自然に、見事に作り出していること、象の鼻が欠けているのがほんとうに惜しまれます。そして、破損していること。痛々しいだけでなく、おかげで、乾漆のようすがわかります。

今回は、あまり時間が無かったので、行くか行かないか、迷っていた興福寺仮講堂の諸尊でしたが、やはり、行ってよかった。金堂竣工がなって、お堂がきちんと荘厳された中に、諸尊を見ることはできないかもしれないですから。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
興福寺 十大弟子・八部衆@仮講堂 はりまぜ屏風/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる